THE QUIET MAN (ザ クワイエットマン) | |
発売 | 2018年11月1日 |
ジャンル | シネマティックアクション |
対応機種 | PS4 PC(Steam) |
CERO | D |
プレイ時間 | 2時間半~3時間(1周) |
管理人おすすめ度 | 60/100 |
THE QUIET MAN

耳が聞こえない主人公のお話。
この作品はストーリー内容について話してしまうと全部がネタバレになってしまうので今回はできるだけ触れずに紹介していきたいと思います。
実写パートとCGパート

こちらの作品は実写パートとCGパートが存在します。
実写は映画のように、CGではムービーと戦闘があります。
CGでのムービーを何故実写にしなかったのだろう?という疑問点はありつつも…そこは突っ込んじゃダメかな…?w

CGも映像は綺麗なのですが…実写と並べてしまうとやっぱり違いが明確にわかっちゃいますね。
ただ、一番最初に実写からCGパートへ切り替わるところはお洒落に作られててちょっと感動しました。
比較的実写パートよりCGパートの方が多いです。
戦闘

戦闘はもちろんCGで。
ムービーによる戦闘シーンはとてもかっこいいです。
スピード感があって主人公が戦いに熟れてる感がすごく好きでした。
…が、実際自分の操作になるとなんとも情けないこと。
正直ちょっと不親切な点が多いなという印象でした。
- 防御がない(避けるはある)
- カメラがほぼ固定
- 操作説明が簡略化されていてわかりにくい(ポーズ画面で見れる)
- モーションの出が遅い
というのが個人的に気になったところです。
防御がないのは…結構キツいですね。
避けるが敵からの攻撃対策なんですが、これも結構絶妙でした。
強いて言うなら避けられているのかあんまわからない…。これは私の技術の問題か…?
避けているつもりでもキャラクターが思った方向に動いてくれず結局攻撃を食らってしまったりしました。
トロフィーにストーリー1周ノーダメクリアしろっていうのがあるんですが…
相当訓練しないと無理だと思います。
カメラがほぼ固定も歯がゆいところ。
アクションにやっと慣れてきても、カメラがほぼ固定のため、遮蔽物にキャラクターが隠れてしまったり…。
せっかくのアクションが見にくい!
あと、主人公からカメラが少し近めなので敵がどこにいるか把握しにくい点も気になりました。
操作説明が簡略化されているので、実戦で覚えていくしかないのも不親切かな?と
ポーズ画面を開くと操作説明が見れるんですが、できればチュートリアルが欲しかったと思いました。
沈黙がテーマではあると思いますが、そこまで沈黙を守らないで!とw
細かいところになってしまうんですが、モーションの出が遅いので強敵戦が結構辛い。
これは体感での話になるので、もしかしたら気にならない方もいるかもしれません。
もっさり感が拭えないです。
音は無い
このゲームの主人公は耳が聞こえない為、会話や効果音はほぼありません。
冒頭で少し会話や街の音が聞けますが、すぐに音がなくなります。
が、完全無音というわけではなく、ずっとこもったような音が流れています。
例えて言うなら耳を塞いだ状態…よりもっと聞こえない。ぐらいかと。
では実際、音が無いとどうなんだ?と思いますよね。
正直結構シンドいと思います。
人によっては飽きてしまうんじゃないかな?とも。
でも、会話内容を想像してみたり、この人はどんな人なのかと自分の中で設定が出来てみたり。
音がない状態でも色々な考察を巡らせることができる人は向いてるかなとも思いました。
解答編 -ANSWERED-
音がないと真実がわからないではないか。ってなりますよね。
大丈夫です。2周目でその答えがわかります。
2周目ではなかった音がすべて聞こえるようになり、会話も聞けるようになります。
1周目が終了した時点で解答編の予告が流れるのですが、鳥肌が立ちました。
このゲームをプレイされる際には絶対に2周目をやってください。
1周だけで駄作と言われるのは辛い。
言われてるほど悪くはなかった

このゲーム結構賛否両論で買った後少し不安だったんですが…
私は思った以上に楽しめました。
確かにアクションゲームとしてはちょっと不親切な点が多いなというところは拭えないんですが
わかってくればまぁ、やれないこともないし…。
こちらのゲームはゲームの操作感等より、1周目を乗り越えた後の2周目の「なん…だと…?!」感を楽しむものかなと思います。
1周目で音がなくてシンドいな…からの、解答編の2周目。いやぁ楽しませてもらいました。
あと、仮面のデザインがとてもいいです。厨二病心くすぐりまくります。
今までにないゲーム体験をしてみたい方。是非プレイしてみてください!
然らば、これにて!