映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン~失われたひろし~あらすじ・感想

映画

新婚旅行ハリケーンはしんのすけの声優さんが変わってから初めての映画です。

その前に野原ひろしの声優さんが変わったこともあり、新しいクレしん映画は見なくなっていました。

でも、クレヨンしんちゃんという作品は幼少の頃から見てきた思い出の作品。

声が変わるというのは大きいことで、違和感はどうしても拭えないだろうと思いつつも「見てみるか!」と重い腰をあげました。


映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~
公開2019年4月19日
時間100分
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あらすじ

ある日みさえが「これに行かない?」とオーストラリア新婚旅行のパンフレットを取り出した。

新婚旅行に行っていなかったひろしとみさえは家族でツアーに参加することになった。

新婚旅行を楽しんでいた野原一家であったが、突然ひろしが消えてしまう。

宝欲しくば、花婿贈れ、天の指輪が輝く時

その島では50年に一度、金環日食の日に姫に花婿を差し出すことで宝が得られるという言い伝えがあった。

その花婿に選ばれたひろしを連れ戻すため、みさえ・しんのすけ・ひまわり・シロ、そしてトレジャーハンターのインディ・ジュンコは危険な冒険に立ち向かうのであった。

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感想

全体的には楽しめたんですが…なんだかちょっと無理矢理感と違和感がつきまとう作品でした。

今回の題材は家族愛というより夫婦愛。

勿論キライじゃないです。ひろしとみさえの夫婦は最強だと思ってます。

それ故にすこしかすみ気味になってしまったしんちゃんとひまわり。

うーん。もどかしいですね。

自分が大人になったからひろしとみさえの愛に感情移入もできるんですが

しんちゃんを見て、しんちゃんと一緒に成長してきた世代からするとその点では物足りなさを感じました。

でも、クレしん映画は沢山ありますからね、たまには夫婦愛を全面に出した形の映画があってもいいのかなとも。

言いたいこといっぱいなので少しカテゴリー分けて書いていきます。

みさえがメインのお話

タイトルに【ひろし】と入っているので、お決まりの熱いひろしが見れると思っていました。

が、今回はみさえがメイン。

未だにひろしの声優さんが藤原啓治さんから森川智之さんに代わってから慣れることのできていない私は少しほっとしました。

聞き慣れたみさえの声に「クレヨンしんちゃんを見ている」と安心感をえることができたからです。

普段は荒々しく描かれがちなみさえですが、今回は兎に角愛にあふれていて涙がほろほろと。

旦那を信じ、子供を案じ、心配をかけないようにと隠れて涙を流すシーンにグッときました。

ソフトフォーカスがかかったホテルのシーンではみさえがとても綺麗に描かれてて私は好きでした。

夫婦愛がメインだからこそ薄れてしまう しんちゃん

もしかしたら敢えて出番を減らしていたのかな?

と思うほど、しんちゃんとひまわりとシロの活躍の場が少ない。

ひまわりとシロは言葉がないので仕方がないにしろ、しんちゃんのセリフが少ないのは少し寂しかったですね。

確かに声優さんが代わって、どうしても拭えない違和感があるのは制作陣もわかった上だと思いつつも

しんちゃんが5才児とは思えないほど深い言葉を言ったりするのに感動してきた身からするとなんだか物足りないところがありました。

みさえがしんちゃんに「ひまわりを守って」と言った後

「かぁちゃんは誰が守るの?」

と、しんちゃんが返したのにはハッとさせられましたが、それ以外は特に印象に残るセリフはなく…。

普通の5才児のしんちゃんになってしまっていたなと感じました。

おバカでおちゃらけ。

それがしんちゃんといえばしんちゃんですが…

芯にある野原しんのすけという人間の熱さを感じとることはできませんでした。

子供ウケはしなかったろうな

夫婦愛なので、多分子供ウケはしなかったろうなと思いました。

見ていて、ハラハラドキドキ!なシーンが、

迫ってくる石版を体の姿勢を変えてくぐり抜けるところぐらいでした。

少なすぎる!

他にもカーチェイスやワニがいる沼を渡るシーンなど冒険の見せ場となるところは多数あるんですが…

ちょっと地味だったかなと。

肝心のラスボスとも言えるお姫様もまさかの

ジャイアントコアラ

作中で美しい姫様と言われてました。

たいていこう言われるお姫様は美しくないんですよね。

でもそれを越えた。…悪い意味で。

もはや人間でもない。

確かに、コアラがバタフライして海を泳ぐシーンはおもしれぇなってなりましたが

そもそも言葉も通じず、力も強く勝てる気がしないジャイアントコアラ。

どうしようもねぇじゃん。勝てないじゃん。

でも最後には無理やりしんちゃんが説得して万事解決。

??

こういうストーリーで子供向けにするのは難しいのかな?とさえ思ってしまいました。

無理矢理感がすごい。

ストーリー自体も子供向けではないから仕方ないかな?と思いつつも

大人向けにしてもジャイアントコアラからの下りがあまりにもでちょっと冷めてしまいました。

みさえの歌(カラオケ)必要だった?

作中でひろしの歌が入るシーンと、みさえの歌が入るシーンがあります。

ひろしの歌のシーンは花束を買ってルンルン気分でみさえが待つホテルに向かうシーンだったので、ミュージカル感があって良かったと思います。

が、ひろしを助ける際に仮面族と戦うみさえのシーンでみさえの歌…。

うーん。必要だったかな?

ひろしがあったからみさえの見せ場で歌が入るのは自然な流れかもしれないんですが…

緊迫感高まる戦闘シーンで【Everything】

完全に戦闘シーンならまだ良かったですが、若干のしんちゃんのギャグ入り

もうぐちゃぐちゃだ!何をメインにして見ればいいかわからない!ってなっちゃいましたw

安定の作画崩壊

クレしん映画の醍醐味ともいえよう

作画崩壊(いい意味で)

クレしん映画では、その時の野原一家の心情や心境・状況に合わせてたまに作画が突然変わるんですが

今回結構多かったなと思いました。

作ってる方も楽しいんだろうな…w

突然ゴリッゴリの線で描かれる野原一家とか大好きなんです。

キラキラな野原一家も。

その点に関しては嬉しい演出が多かったです。

夫婦愛という点ではとてもいい作品

オチがイマイチだったり、演出に戸惑ったりもしましたが

夫婦愛という点においてはとてもいい映画だなと思います。

みさえもひろしもお互いのことを信じてる。

なんだかんだ文句垂れながらも。

そして、信じ合っているからこそ通じるものもある。

家族を守るためについたひろしのウソも、みさえにはわかってた。

だから諦めずに立ち上がり、立ち向かうことができた。

嗚呼、これを愛と呼ばずしてなんと呼ぶ。

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最後に

声優さん変更があってからずっと重かった腰をようやくあげつつあります。

その第一歩がこの作品でした。

大好きな作品だからこそ、あの時のほうが良かった!なんて言いがちなんですよ。

大好きだから、大嫌いになる。

でもそれって寂しいですよね。

あの時は最高だった。

あの頃が一番好き。

でも今も好き。

と言えるようになれたらいいなと思います。

少し時間はかかりそうですが。

懐古厨の気持ちがわかる年齢になってしまったな…。

したらば、これにて!

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